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本県、中央書壇の秀作一堂 水戸 日本の書展茨城展開幕

「日本の書展茨城展」の開幕を祝ってテープカットする関係者=水戸市千波町
「日本の書展茨城展」の開幕を祝ってテープカットする関係者=水戸市千波町
揮毫する井上光基さん
揮毫する井上光基さん


本県、中央書壇の秀逸な作品を一堂に集めた「第46回日本の書展茨城展」(茨城書道美術振興会、茨城新聞社主催)が13日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で開幕した。5部門に約370点が並ぶ。初日は出品者による席上揮毫(きごう)(実演)も行われ、多くの鑑賞者が楽しんだ。18日まで。

開会式で同振興会長の小田部卓茨城新聞社長が「全国トップ水準の茨城の書に触れてほしい」とあいさつ。吉澤鐵之理事長は「若い人を育て、伝統を未来につなぐよう頑張っていく」と述べた。来賓の大井川和彦知事は「今後も茨城の書道文化が発展していってほしい」と期待を込めた。この後、主催者と来賓の代表らがテープカットした。

同展は1973年から毎年開催。中央書壇の巨匠らの作品を集めた2部門と県内書家の3部門の計5部門で構成し、「第19回学生書道紙上展」の入賞作も併せて展示する。会期中、出品者による作品解説が行われる。

初の試みとして「第1回茨城新聞社杯」と銘打ち、高校書道部のパフォーマンス大会が14日午後1時から開かれる。(佐川友一、写真は菊地克仁)



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