2019年10月8日(火)

《茨城国体》ハンドボール 成年男子2位 健闘茨城、包む声援 信太「地元に恩返し」

〈ハンドボール成年男子決勝〉大崎電気-本県選抜 前半、敵陣に切り込む本県選抜の信太弘樹(左、大崎電気)=坂東市総合体育館、鹿嶋栄寿撮影
〈ハンドボール成年男子決勝〉大崎電気-本県選抜 前半、敵陣に切り込む本県選抜の信太弘樹(左、大崎電気)=坂東市総合体育館、鹿嶋栄寿撮影

「同じ教えを受け、みんな血も魂も同じ。試合ごとにまとまって、快進撃を見せてくれた」。試合後、会田亮祐監督(28)=藤代紫水高教=は選手らをねぎらった。ハンドボール成年男子の本県選抜は決勝で2連覇中の大崎電気(埼玉)に敗れはしたが、見事銀メダルを獲得。会場は健闘をたたえる温かい拍手に包まれた。

本県選抜のメンバーは会田監督を含め、全員が藤代紫水高監督の滝川一徳県協会強化部長(50)の教え子。大会3日前に日本代表の信太弘樹、元木博紀(ともに大崎電気)ら実業団選手と大学生が合流したばかりでも、伝統の「堅守速攻」は試合を重ねるごとに連係が向上。2回戦で大同特殊鋼(愛知)、準決勝ではトヨタ自動車東日本(宮城)に勝った。

決勝は5月に全日本社会人選手権を制した大崎電気が相手。信太、元木ら4人は本県選抜として出場しており、互いに手の内を熟知していた。

元木をけがで欠く本県選抜は、190センチ超の3人が中央を守る相手守備を攻略できない。遅攻で攻めあぐねる本県選抜に対し、相手は速攻で得点を量産。11-19で前半を折り返すと、後半も点差を詰められなかった。

ただ、準優勝を飾った上に、ハンドボールは本県が競技別天皇杯を獲得した。信太は「素直にうれしい。茨城で育って成長しており、少しでも恩返ししたかった」と笑顔。木村昌丈(大崎電気)は地元の大声援について「鳥肌が立って涙が出そうだった」と感謝した。

決勝の試合後、選手たちは滝川強化部長の下に集まり、偉大な恩師を胴上げした。(藤谷俊介)

〈ハンドボール成年男子〉準優勝に輝いた本県選抜=坂東市総合体育館、鹿嶋栄寿撮影
〈ハンドボール成年男子〉準優勝に輝いた本県選抜=坂東市総合体育館、鹿嶋栄寿撮影


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