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《新型コロナ》茨城県内、9日は5人確認 看護師感染 JAとりで、休止延長も

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茨城県と水戸市は9日、県内で新型コロナウイルスの感染が新たに5人確認されたと発表した。うち2人は院内感染が起きたJAとりで総合医療センター(取手市)の看護師で、いずれも同市の20代と40代の女性。ほかに、稲敷市の実家に帰省していた都内在住の10代男子大学生、筑西市の20代会社員男性、水戸市の30代男性。県内の感染確認は計82人となった。

県によると、看護師2人はともに軽症で、これまでに感染が確認された入院患者の看護を担当していた。同センターでの感染者は3月27日の初確認以降、計14人に増えた。約2週間の予定で休止中の同センターの一般・救急外来について県は「再開の見通しは見えていない」とし、休止期間の延長も示唆した。

大学生は3月27日に実家に帰省後、1日に発熱し、2日に近くの医療機関を訪れ車内で診察を受けたが、改善せず7日に帰国者・接触者外来を受診した。

会社員は2日以降、39度台の発熱などの症状が出た。3月22日に都内を訪問していた。県は大学生と会社員がともに都内で感染した疑いがあるとみている。

水戸市での感染確認は2人目。同市は男性の症状や感染経路を調べている。(戸島大樹)

■県内感染確認者 82人
うち死者2人 退院6人
(県発表、9日午後10時現在)

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