《2020年夏季茨城県高校野球大会》2回戦・水戸ブロ 水戸一の豊田、攻撃けん引
水戸一の豊田楓斗(3年)が2本の二塁打を含む3安打3打点と大活躍し、攻撃をけん引した。試合後は「チームのために打てたのがうれしかった」と笑顔がはじけた。
初回、1死満塁から相手投手のボークで先制した後、二、三塁で打席が回ってきた。「カウントを悪くしてはいけない」と2球目の低めの直球を振り抜いた。「力が入ってしまった」と反省したが、打球は高々と上がって左翼線に落ちた。結果は2点二塁打となった。相手の立ち上がりを見事にたたいた攻めに、「何でもいいから得点を取りたかったので」と喜んだ。さらに八回表にも2死一、三塁から右翼線への適時打を放ち、追加点を挙げた。
目標は1勝ではない。3回戦に向けては「どんな相手であれ、向かっていく闘争心を忘れずに戦いたい」と意気込んだ。