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《2020年夏季茨城県高校野球大会》2回戦・水戸ブロ 水戸商・坂本、変化球織り交ぜ5回1安打

水戸商-緑岡 5回裏緑岡2死一、三塁のピンチを切り抜け、笑顔でベンチに戻る水戸商の先発・坂本(右)=ノーブルホーム水戸
水戸商-緑岡 5回裏緑岡2死一、三塁のピンチを切り抜け、笑顔でベンチに戻る水戸商の先発・坂本(右)=ノーブルホーム水戸


水戸商の先発右腕・坂本大輔(3年)が5回を投げ、1安打無失点と試合をつくった。

昨夏から変化球の球種を増やした。力のある直球に加え、昨年エースだった一つ上の先輩から指導してもらったカットボールなどを織り交ぜ、打者を次々に打ち取った。「調子がそんなに良くない中で、変化球でカウントが取れたのは良かった」と振り返った。

五回は四死球や暴投も絡み2死一、三塁の窮地を迎えたが、後続を二ゴロで仕留め、ガッツポーズした。

新型コロナウイルスによる部活動休止では、坂道ダッシュなど走り込みに力を入れ、下半身の強化を図ったという。3回戦に向けては「全体的に高めの球が多かった。次戦は修正して臨みたい」と反省も忘れなかった。



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