○…常総学院は7番の鳥山穣太郎(2年)が、勝ち越し打を含む4打数3安打2打点を挙げ、攻撃をけん引した。1、2回戦は試合に出場できなかった。それでも、「100パーセントの力が出せるように練習から準備してきた」と話した。

この日は先発出場を果たした。巡ってきた五回1死満塁で、インコースの直球を思い切り振り抜いた。詰まった当たりとなったが、「気持ちで打った」という打球は中堅手の前に落ち、勝ち越しの走者がかえった。試合後、「みんなが打たせてくれた一本だと思う」と喜んだ。

準決勝進出を決めたが、目標はさらに先にある。鳥山は「次勝たないと意味がない。これからの1週間の練習で調子を上げて臨んで関東大会に行く」と力を込めた。