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新型コロナ 土浦市「判断甘さあった」 職員新たに1人陽性

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市役所内で発生している新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)に関し、土浦市は20日、最初に陽性となった職員から15日夕に感染報告を受けながら、対策会議や4階フロア閉鎖が翌16日になったことについて「今となっては判断の甘さがあったかもしれない」との認識を示した。塚本哲生保健福祉部長が同日の記者会見で述べた。

市は16日午前の同会議で、同市桜町の飲食店で今月6日に会食した男性職員6人(いずれも後に陽性)や、4階フロアの職員で複数が症状を訴えていることを把握。一部職員を休ませ、16日午後から同フロアを閉鎖した。ただ、午前中に市民が訪れていた可能性があるという。

塚本部長は、会議やフロア閉鎖について「やろうと思えばもう少し早くできた」と話した。

市は20日、職員の感染者が新たに1人確認され、県の未発表分を含め計21人になったと発表した。感染したのは4階所属の女性職員で、発熱を訴えていた。本庁舎と教委の全職員を対象としたPCR検査は、19日分の414人が全員陰性だった。

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