第93回選抜高校野球大会 常総学院留守部隊もエール 土浦

常総学院高校(茨城県土浦市)では24日、留守部隊の生徒が集まり、手に汗を握りながら甲子園で初戦を戦う選手たちにエールを送った。十三回裏、最後の打者をフライで打ち取ると、生徒たちは歓声を上げ、笑顔で手を取り合って勝利を喜んだ。
別々の場所で試合中継を見ながら常総ナインを応援していた生徒たちは、延長戦に入ると吹奏楽部の演奏するホールに集まり、教職員を含め総勢約150人で熱戦の行方を見守った。
大会初のタイブレークに突入し、気迫のプレーに引き込まれるように応援の熱量も上がり、メガホンをたたく手に力がこもった。
吹奏楽部長の2年、田所千央(ちひろ)さん(17)は、「皆、全力で演奏した。その思いが選手たちにも届いてくれれば」。部員が録音した演奏が球場に流れ、「それも含めていい応援ができたのでは」と振り返った。
好リリーフで相手の追い上げを断ち切った、大川慈英投手のクラスメートで同部2年の堀越世雄(せいゆう)さん(17)は「試合後半はずっとピンチ。それでも抑えた姿は本当にかっこよかった」と涙ぐんだ。