《2020年夏季茨城県高校野球大会》2回戦・県南ブロ【戦評】藤代 ― 江戸川学園
【評】江戸川学園が我慢比べを制し、延長十回タイブレークで強豪・藤代を撃破した。先発の浜田は151球で完投し、3失点と粘った。1点を追う十回は重盗と好機を広げ、犠飛で追い付くと、2死満塁で工藤が中前にサヨナラ打を放った。
藤代は2度リードを許しながらも粘り強く追い付き、十回に1点を勝ち越したが、逃げ切れなかった。
■藤代・坂本成輝(まさき)投手(3年)
力のなさを痛感している。エースを任せてもらっているのに、チームに流れを持ってこられなかった。チームに申し訳ない。直球が指にかからず、修正しようとしたが、何をやってもうまくいかなかった。
■江戸川学園・浜田憲人投手(3年)
昨夏は自分のせいで負けてしまったから、きょうは自分で勝ちたかった。十回が一番きつかった。仲間から「あとは俺らが何とかするから」と言われ信じていた。