《2020年夏季茨城県高校野球大会》4回戦 土浦日大の岡野、故障越え活躍 3安打4打点
○…土浦日大は途中出場した岡野誠也(3年)が3安打4打点と大活躍した。相手先発が左投手と分かると小菅勲監督(53)は、試合開始早々、右打者の岡野を7番に起用した。勝負強い男は見事期待に応えた。
1年夏に同学年で唯一の甲子園ベンチメンバー入り。聖地での出場機会はなかったが、「夢のような舞台だった」と振り返った。
だが、同年秋に右ふくらはぎを故障し、腰も痛めて戦線離脱。翌年秋にようやく主力となり、自分たちの代での甲子園出場を目指した。本来の目標はかなわなくなったが、代替大会はプレーできる喜びを感じているという。
打席に入る前は「いつもごみ拾いをしてきたから大丈夫」と野球の神を信じて心を落ち着けるルーティンがある。高校最後の試合は「決勝だと思って一球一球真剣に取り組みたい」と強調した。
■土浦日大・小菅勲監督(53)
(相手先発投手に対して)選手が話し合ってよく対応してくれた。引き付けた中でフライが多いのは悪くないと思っていた。