2020年3月30日(月)

新型コロナ拡大で高校野球関東大会を中止 茨城県大会方針30日協議

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関東地区高野連は29日、さいたま市内で臨時理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大を受け、5月16日に山梨県で開幕予定だった第72回春季関東大会の中止を決めた。関係者によると、同大会の中止は初めて。これを踏まえ、茨城県高野連は30日に臨時の役員会を水戸市内で開き、春季県大会、地区予選の開催方針について協議する。延期や中止も視野に検討し、4月上旬に開催予定の理事会で正式判断する見込みだ。

中止理由は、宿泊を伴う大会の感染防止策を整えるのが難しく、各都道府県の移動自粛を要請されている現状で生徒らの健康、安全を最優先に考慮したため。関東地区高野連の城田雅人理事長は「現状を勘案した結果。開催した場合のリスクを避けられない」と述べた。臨時理事会に出席した県高野連の榎戸努専務理事は「断腸の思いでの決定だ。子どもたちの安全確保を考えればやむを得ない」と理解を求めた。

既に四国、東海両大会の中止、九州大会の延期が決まっている。

中止決定を受け、県高野連は、夏の甲子園を懸けた茨城大会のシード順位を決めるために重要な春季地区予選、県大会の開催の判断を進める。当初の計画は、地区予選が4月11日に始まり、県大会は同24日に開幕、5月6日までジェイコム土浦などで行われる予定となっている。

県内は今月23日に県立高の部活動が約3週間ぶりに再開したばかりで、学校によっては活動時間短縮といった制限を強いている。さらに練習試合の中止で十分な実戦練習ができていない状況だ。

榎戸専務理事は「県内や近隣の感染状況を見ても一向に終息の気配がない。大会までの準備期間も考慮すれば、当初の予定通りの開催は厳しい」と話し、延期や中止、無観客での開催を含め協議する考えを示した。

関東各都県の春季大会の開催を巡っては、東京と千葉が既に中止を決定。神奈川は地区予選を中止し、山梨は延期を決めている。(関口沙弥加)



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