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《新型コロナ対策》かすみがうら、障害者らマスク手作り 100枚を保育所へ

マスクを袋に詰める施設利用者=かすみがうら市稲吉のりんご館
マスクを袋に詰める施設利用者=かすみがうら市稲吉のりんご館


新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうと、かすみがうら市稲吉南のNPO法人「新和会」(藤井信之理事長)が運営する障害者就労継続支援B型施設「りんご館」の利用者らが手作りした布マスク100枚を28日、同市下稲吉の「わかぐり保育所」へ寄贈した。

同施設では、全国的にマスクが不足していることを報道で知り、マスク作りを始めた。材料には、赤、青、白の布を使用。職員が布の裁断と裁縫を行い、5人の利用者がひもを通す作業を担当した。

わかぐり保育所には1歳から5歳までの未就学児71人が通う。子どもたちに喜んでもらうため、マスクには花や動物の柄もあしらった。

制作した町田美香さん(32)は「子どもたちの笑顔が見たい」と晴れやかな顔で話した。同施設の藤井恒美理事(64)は「少しでも安心して保育所へ登園してもらいたい」と語った。



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