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茨城、夏の高校野球11日開幕 90チーム参加

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今夏の甲子園大会出場を懸けた地方大会中止を受けて開催する茨城県高野連主催の「2020年夏季茨城県高校野球大会」は11日、90チーム(98校)が参加して開幕する。昨秋の県大会を制した常総学院、好投手を擁する霞ケ浦を軸とし、石岡一や明秀日立、土浦日大、常磐大高など秋の上位校を中心に、優勝争いは混戦模様だ。

二枚看板を誇る常総学院は、長身右腕・一條力真と、最速150キロの速球派右腕の菊地竜雅を擁し、投手陣の駒が豊富だ。霞ケ浦も投手力が高く、甲子園を経験しているエース左腕・山本雄大は安定感のある投球が持ち味だ。

石岡一は主砲の飯岡大政や3番塚本圭一郎ら昨年のセンバツで先発出場した6人が残り、下位打線まで長打力のある打者が並ぶ。明秀日立もパワーヒッターの小島大知や長打力のある久保田翔太を中心に得点力がある。

土浦日大はエース中川竜哉ら安定した投手陣と強固な守りでリズムをつくる。常磐大高はともに通算30本塁打を超える不動の4番・所宜和、服部希海ら昨夏準優勝メンバーが打線を引っ張る。藤代は右横手の坂本成輝、右上手の藤平翔馬が制球良く、安定感がある。

このほか、粘り強い竜ケ崎一や守り勝つ野球が身上の水城、つなぐ打線が売りの水戸商、攻守に戦力がそろう下妻二、プロ注目の右腕・黒田晃大が支柱の佐和も力があり、上位進出をうかがう。

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