次の記事:大井川知事「記憶一切ない」

《秋季関東高校野球》茨城県大会地区予選 古河二・エース和田、粘りの投球 初の県大会へ

守谷-古河二 創部後初の県大会出場に導いた古河二のエース和田=常総市石下球場
守谷-古河二 創部後初の県大会出場に導いた古河二のエース和田=常総市石下球場


◇第73回秋季関東高校野球茨城県大会地区予選(古河二9-6守谷、13日・常総市石下球場)

古河二が創部後初の県大会出場を決めた。

「先行逃げ切り」の作戦通り、初回から打線をつないで3点を先制した。さらに二回にも2点を追加し、主導権を握った。援護をもらったエースの和田涼(2年)は11安打を浴びながらも粘りの投球を見せた。守谷にじわじわと追い上げられ、八回には1点差とされたが、落ち着いていた。「焦りはなかった」と後続を空振り三振に打ち取った。チームの快挙の立役者となった。

大沼孝至監督(47)は「素直にうれしい。ようやく歴史の扉をこじ開けられた」と喜んだ。和田は「勝ててうれしい」とはにかみながらも、県大会に向けて「一戦一勝を目標にしっかり戦いたい」と語気を強めた。

茨城の求人情報

全国・世界のニュース