秋季関東高校野球 常総学院、エース軸に守り勝つ
第73回秋季関東高校野球大会が24日開幕。常総学院は前橋商(群馬2位)と24日午後1時から柏の葉公園野球場で対戦する。
常総学院は守り勝つチーム。その軸を担うのは、エース秋本璃空だ。最速144キロの直球に加え、多彩な変化球を操る。県大会では高い制球力でコースに投げ分け、防御率0.53と隙のない投球を見せた。相手に応じて三振を奪う豪快な投球から、緻密に打たせて取る投球に切り替えることもでき、マウンドでの対応力が光る。
控えの大川慈英も頼れる存在。速球派の右腕で、準決勝の藤代戦では自己最速の146キロをマークし、存在感を示した。
打線はやや気掛かり。県大会はチーム打率が2割9分9厘と本調子ではなかった。ただ、単打や犠打でつなぎ、着実に得点を重ねる試合巧者ぶりは健在だ。中でも主将の田辺広大が打率5割2分6厘でけん引する。さらに、中軸を担う青木良弘の期待が高い。
1回戦で対戦する前橋商は11年ぶり9度目の出場。技巧派エース茂田侑大と、変化球が武器の筑田歩夢の継投で群馬県大会の決勝まで勝ち上がってきた。序盤で攻略し、主導権を握りたい。
県大会後、ミスが目立った守備や走塁の修正を図ったという。田辺主将は「日々の練習から執着心を持って取り組んでいる」と強調する。
2016年夏以降、甲子園から遠ざかっている。「挑戦者の気持ちで先を見過ぎず、目の前の敵を倒していく」と田辺主将は闘志を燃やす。
【秋季大会成績】
▽県南地区代表決定戦 14-0 牛久栄進(5回コールド)
▽県大会1回戦 7-2 茨城キリスト
▽2回戦 1-0 つくば秀英
▽準々決勝 9-2 石岡一(8回コールド)
▽準決勝 5-2 藤代
▽決勝 3-4 鹿島学園(延長11回)
常総学院は守り勝つチーム。その軸を担うのは、エース秋本璃空だ。最速144キロの直球に加え、多彩な変化球を操る。県大会では高い制球力でコースに投げ分け、防御率0.53と隙のない投球を見せた。相手に応じて三振を奪う豪快な投球から、緻密に打たせて取る投球に切り替えることもでき、マウンドでの対応力が光る。
控えの大川慈英も頼れる存在。速球派の右腕で、準決勝の藤代戦では自己最速の146キロをマークし、存在感を示した。
打線はやや気掛かり。県大会はチーム打率が2割9分9厘と本調子ではなかった。ただ、単打や犠打でつなぎ、着実に得点を重ねる試合巧者ぶりは健在だ。中でも主将の田辺広大が打率5割2分6厘でけん引する。さらに、中軸を担う青木良弘の期待が高い。
1回戦で対戦する前橋商は11年ぶり9度目の出場。技巧派エース茂田侑大と、変化球が武器の筑田歩夢の継投で群馬県大会の決勝まで勝ち上がってきた。序盤で攻略し、主導権を握りたい。
県大会後、ミスが目立った守備や走塁の修正を図ったという。田辺主将は「日々の練習から執着心を持って取り組んでいる」と強調する。
2016年夏以降、甲子園から遠ざかっている。「挑戦者の気持ちで先を見過ぎず、目の前の敵を倒していく」と田辺主将は闘志を燃やす。
【秋季大会成績】
▽県南地区代表決定戦 14-0 牛久栄進(5回コールド)
▽県大会1回戦 7-2 茨城キリスト
▽2回戦 1-0 つくば秀英
▽準々決勝 9-2 石岡一(8回コールド)
▽準決勝 5-2 藤代
▽決勝 3-4 鹿島学園(延長11回)