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《新型コロナ》茨城県内に布マスク届き始める 家庭以外にも

厚生労働省から届いた布マスクを持つ障害者事業所の田口直己代表=行方市繁昌
厚生労働省から届いた布マスクを持つ障害者事業所の田口直己代表=行方市繁昌


政府が全世帯に2枚ずつ配布する布マスクが茨城県内に届き始めた。行方市繁昌の障害者就労継続支援B型事業所「絆Nexus」に、厚生労働省から布マスクが届き、同事業所の田口直己代表(38)は「家庭以外にも配られるというのは知らなかった。ありがたい」と感謝している。

布マスクが届いたのは6日。荷主は「厚生労働省」で、中には立体型布マスク20枚とガーゼマスク5枚が入っていた。同省の担当者は「障害者就労支援施設などには、職員、利用者と同じ数を配布していく」と説明した。

田口代表は「われわれもマスク在庫が不足しており、早速みんなに配ろうと思う」と歓迎。布マスクの使い心地については「耳に掛ける部分があまり伸びないので、大柄な人は着用に苦労したり窮屈な思いをしたりするかもしれない」と指摘した。 (石川孝明)

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