守谷市長選で再選した松丸修久(まつまるのぶひさ)さん
「これまでやってきたことが、ある程度理解されたと思う。これから4年間、強い覚悟を持って市長の職を担っていきたい」と決意を表すのは、守谷市長選で再選した松丸修久さん。
無風と見られてきた今回だが、一転、選挙戦となったことには「自分の考えを整理する機会になった。市民に考えを知ってもらうという意味でもよかった」と捉える。
若いときから政治や民主主義について考え「政治は常に住民とともにあるべき」と信念を持つ。1期目では子育てや教育、シニア支援に加え、「住民主導のまちづくり」を政策の柱に据えてきた。「まちづくりは行政だけではとてもできない。住民と協働が必要。それには住民と行政の距離がもっと近くならなければ。それは10年、20年先に生きてくる」と力を込める。
猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を心配するとともに、「この新しい環境の下で、新しいことをしていかなければならない。ある意味、チャレンジができる」とした上で、「ウィズコロナの時代」を念頭に、行政のデジタル化を推し進めていきたいという。
「守谷には先達から受け継がれてきた素晴らしいものがたくさんある。緑多い環境や教育のレベルの高さなど、これらさまざまな守谷の魅力をさらに高め守っていきたい。この4年間、守谷の未来をつくっていきたい」
2人の子どもは独立し、妻と2人暮らし。野木崎。66歳。