常総学院は23日、甲子園でベンチ入りする1次登録メンバー18人を発表した。

メンバー構成は3年生15人、2年生3人(学年は新学年)。投手陣は秋本璃空、大川慈英(ともに3年)の二枚看板と、伊藤地宏(2年)の計3人が登録された。

野手陣は昨秋からほぼ変わらず、主将の田辺広大、1年次からレギュラーを担う三輪拓未(ともに3年)らが名を連ねた。昨秋は2桁の番号を背負った鳥山穣太郎(同)が「7」となった。大津勇人(同)と田中隼人(2年)は地区予選から通じて初のベンチ入りとなった。

登録メンバーは大会直前まで変更が可能。島田直也監督(50)は「まだ決定ではない。現時点で入らなかった人も諦めずに練習に取り組んでほしい」と選手に呼び掛けた。

■常総学院・秋本璃空投手(3年)　勝たせる投球を
敦賀気比は近年のセンバツ優勝経験のあるチームだが、意識しすぎず、自分たちの野球をすれば勝利につながるはずだ。大会に向けて、体力と制球力の向上に取り組んできた。一戦必勝でチームを勝たせる投球をしたい。

■常総学院・大川慈英投手(3年)　気負わず戦いたい
対戦相手が決まったことで、試合を想定して考えながら練習に取り組める。初戦の敦賀気比は強豪校の印象だが、気負いせずに戦いたい。直球の完成度が上がってきており、本番でも一球一球丁寧に、打ち取る投球を心掛けたい。