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《イバソラ》冬に際立つ急峻な墳丘 富士見塚古墳 茨城・かすみがうら

霞ケ浦を望む台地にある富士見塚古墳=かすみがうら市柏崎(小型無人機から)
霞ケ浦を望む台地にある富士見塚古墳=かすみがうら市柏崎(小型無人機から)


小型無人機ドローンで茨城県内の名所や自然、建造物などを空撮し、地上からは見ることのできないアングルで紹介する。

霞ケ浦を望む丘陵に富士見塚古墳(かすみがうら市柏崎)がたたずむ。全長約80メートル、高さ約9メートルの前方後円墳で、県内有数の大きさを誇る。古くから水運の要衝の地とされ、約1500年前に造られた高台の遺跡は、水上を行き交う人々の目印となってきた。

冬の晴れた日には名前の通り、富士山を望むことができる。かすみがうら市歴史博物館によると、県内でも珍しい最大30度の急峻(きゅうしゅん)な造りが特徴。冬の低い太陽に照らされた墳丘は自らの影を伸ばし、立体感を一層際立たせる。(随時掲載)



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