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《イバソラ》先駆けの梅 際立つ陰陽 茨城・水戸の偕楽園

梅の花が咲き、紅白に染まる偕楽園。陰と陽の世界が隣り合う=28日、水戸市常磐町(小型無人機から)
梅の花が咲き、紅白に染まる偕楽園。陰と陽の世界が隣り合う=28日、水戸市常磐町(小型無人機から)


水戸の春は梅で始まる。茨城県水戸市が誇る日本三名園の偕楽園で、約3000本が咲き競う。今年は例年より10日から2週間ほど早く咲き進む。

水戸藩9代藩主、徳川斉昭が1842年に開いた偕楽園は「陰と陽」で成り立つ。大きな竹や杉が立ち並ぶ陰の世界と、紅白に染まる陽の世界が隣り合わせで互いを引き立たせる。

激動の幕末に向かう中、斉昭が後世に思いを託した庭園。100種類を超える梅が天下に先駆けて開花する。



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