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《キャンプを楽しもう》キャンプ&リゾート 花やさと山(茨城・石岡市)

管理室長の吉田晃さん(左)ら笑顔がまぶしいスタッフ=石岡市下青柳
管理室長の吉田晃さん(左)ら笑顔がまぶしいスタッフ=石岡市下青柳
手軽にキャンプを楽しみたい人向けのグランピングサイト(花やさと山提供)
手軽にキャンプを楽しみたい人向けのグランピングサイト(花やさと山提供)
今月から始まったイルミネーション=石岡市下青柳(いばらきフラワーパーク提供)
今月から始まったイルミネーション=石岡市下青柳(いばらきフラワーパーク提供)
花やさと山
花やさと山


■人生変える里山体験を 火おこしや満天の夜空

〝人生を変える里山体験〟をコンセプトに、火おこしやたき火イベント、バーベキュー(BBQ)など自然を満喫する機会を提供している茨城県石岡市下青柳の「キャンプ&リゾート 花やさと山」。「いばらきフラワーパーク」に隣接する「石岡市ふれあいの森」の頂上(標高100メートル)に位置する。

森の中心に木造で円形の「サークルロッジ」が立ち、中にはフロントや客室などがある。宿泊はこのロッジ内の客室か、屋外の常設テントを使う「グランピングサイト」の2種類。いずれも机やテーブル、BBQグリル、冷蔵庫、食器、歯ブラシ、タオルなどを備え、手ぶらで宿泊できる。

ロッジは2人定員が2部屋、4人定員が8部屋の計10部屋あり、それぞれエアコンやベッドを完備。初めてのキャンプ体験にお勧めだ。

グランピングはより自然に近い宿泊をしたい人向け。全10棟にマットレスや寝袋が用意され、夏場はポータブルエアコン、冬場は電気ファンヒーターやこたつを使って快適に過ごすことができる。ロッジ、グランピングともにデッキがあり、BBQをしたり見晴らしを楽しんだり、用途は幅広い。

1泊2食付きで、夕食は八郷地区産のコシヒカリや野菜、たっぷりのお肉でBBQ。朝食は食材とホットサンドメーカーが用意され、自分たちでホットサンドを作って食べる。コーヒーミルを使えば、食事と一緒にひきたてのコーヒーを味わうことも。客室の冷蔵庫にはウェルカムフルーツとして同地区産の季節の果物が用意される。

宿泊者は金属を棒状にした「メタルマッチ」による火おこしなど、自給自足でキャンプを楽しむ「ブッシュクラフト」を体験できる。担当者の藤野龍一さん(47)をはじめ、スタッフはインストラクターやアドバイザー認定を受けており安心だ。サークルロッジの中心で行うたき火や、夜間に15分間全ての照明を消し満天の夜空を堪能する「よるやみ体験」もある。

管理室長の吉田晃さん(49)は「キャンプをやってみようかな、どんな感じかな、という人たちにまず試してほしい」と裾野の広がりに期待。「ゆくゆくは自分のテントで泊まれる場所貸しプランを提案したい」と話した。(第3土曜日掲載)

■インフォメーション

住所…石岡市下青柳282の1/宿泊料(2食付き)…ロッジ1万375円~、グランピング1万675円~。宿泊人数により変動。繁忙期料金あり。小学生以下4300円、食事なしの場合は無料/駐車場はいばらきフラワーパーク正面駐車場奥。施設までは送迎バスを運行/営業時間は午前9時~午後5時。火曜休館。予約は公式サイト、または(電)0299(57)2525から。

■ライトアップ園内彩る

花やさと山に宿泊すると、チェックイン日の朝からチェックアウト日の夕方まで、隣接する「いばらきフラワーパーク」を満喫できる。

この時季の見頃は秋バラ。今月から園内のライトアップが始まった。11月下旬まで開催する「フラワーイルミネイト」は秋バラとマリーゴールドがキラキラと輝く。その後は「クリスマスイルミネイト」「ニューイヤーイルミネイト」と続き、来年1月14日まで園内を彩る。

大型観光イベント「茨城デスティネーションキャンペーン」にも参加。こだわり食材を用いた1日2組限定ランチの提供や、花摘み・ブーケ作り、食材の生産者を訪問するツアーなどのプランを用意している。



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