《キャンプを楽しもう》サンワ設計ネーブルパーク(茨城・古河市)
■子ども喜ぶ施設も充実
四季折々の花が咲き誇り、アスレチック遊具や体験施設が豊富で、どの年代でも楽しめる。国道4号や同354号などの幹線道路が近く、アクセスも良好だ。
キャビンやキャンプサイト、バーベキュー広場と、その受付を担う「キャンプセンター」は全て公園東端に整備されている。園内は総面積約17.6ヘクタールと広大。キャンプセンターへは第3駐車場が最も近い。
ファミリー層から人気のキャビンは定員4人、6人、10人の3通りがあり、計10棟が並ぶ。風呂やトイレ、洗面所、キッチン、冷蔵庫、机、テレビ、調理器具などが備え付け。屋外には1棟ごとにバーベキュー用のかまどがあり、食材を持参するだけで手軽にアウトドア気分が味わえる。公園から徒歩10分圏内にスーパーやコンビニがあり、買い出しも容易だ。
キャンプサイトは全5区画で広さは約73~91平方メートル。地面は全体が平たんな土で、竹で区切られている。適度に木々が生え、晴れた日でも日陰がある。バーベキュー広場は昼夜2部制。2023年度に広場を囲うように電球を取り付け、夜間の利便性が向上した。
いずれも古河市、坂東市、境町、五霞町、栃木県小山市、栃木市、野木町、埼玉県加須市、群馬県板倉町在住の人は、古河の市内料金が適用される。
予約は公式ホームページで1年前から受け付ける。ゴールデンウイークやお盆の帰省需要もあり、利用時に来年の予約をする客も。かつては約3カ月前から公園内で予約を受け付けていたが、早朝から並ぶ客が多かったことからネット予約を導入し、予約可能期間も延長した。好評なためキャビンは10月ごろまで土、日曜の予約が埋まっている。
園内には大きな石から水があふれ出る「湧く池」や遊具、ミニSL、ポニー牧場、子育て広場など子どもが喜ぶ施設が充実。釣り堀や陶芸教室などがあり、大人もわくわくできる。これからの時季は八重桜やツツジが彩り、季節の花々が楽しめる。古河市産そば粉のそばを提供する「ねいぶる庵」、クロワッサンが名物の「焼きたて 森のパン屋さん」も人気だ。
同年度から飲食店や雑貨店が集まる「朝市」を実施。次回は21日に行われる。
■インフォメーション
住所…茨城県古河市駒羽根620/宿泊料…キャビン10人定員1万8820円~、6人定員1万5400円~、4人定員1万260円~、キャンプサイト3600円~、日帰り1800円~。繁忙期料金あり、市内外料金あり/キャンプセンター営業時間午前8時半~午後5時。定休日なし。予約は公式ホームページから。問い合わせは(電)0280(92)8752。
《プラスオン》公衆浴場やレストラン
サンワ設計ネーブルパーク内にある「平成館」は、公衆浴場やレストランが整備された宿泊施設だ。
キャンプサイトやバーベキュー広場利用客に特にお勧めなのが公衆浴場。大人は300円、3歳~中学生と60歳以上は200円で入浴できる(いずれも市内料金)。レンタルタオルあり。日帰り入浴は毎週月、金曜定休。
レストランは事前予約制。宿泊料は大人1人4070円からとリーズナブルで、客室のうち和室は半日千円で休憩所としても利用できる。大人数での講義や研修に利用可能な研修施設も備え、家族連れやグループのほか、企業、団体利用に対応している。
問い合わせは(電)0280(91)2080。
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