次の記事:つくばの山林に遺体 行方不明の女性 茨城 

《衆院選2026 激戦区を行く》茨城3区 構図変化 「2万票」鍵 新人3人、現職に挑む

有権者と握手やあいさつを交わす斎藤真衣氏、梶岡博樹氏、葉梨康弘氏、加川裕美氏(左から届け出順)
有権者と握手やあいさつを交わす斎藤真衣氏、梶岡博樹氏、葉梨康弘氏、加川裕美氏(左から届け出順)


自民前職の葉梨康弘氏(66)に、中道改革連合の梶岡博樹氏(48)、参政の斎藤真衣氏(35)、れいわ新選組の加川裕美氏(61)の新人3人が挑む3区。政界の構図が変化する中、「2万票」を巡る攻防が繰り広げられている。

【3区】(届け出順)
斎藤真衣 35 参新
梶岡博樹 48 中新
葉梨康弘 66 自前(7)
加川裕美 61 れ新

「どれだけマイナスになるのか」。自民前職の葉梨氏は、連立を離れた公明票流出の影響を図りかねている。出陣式でも、登壇の首長が「選挙区には公明票が約2万票」と口にし、危機感を共有した。一方で、自民と新たに連立した維新の県議もマイクを握った。前回3区では維新候補が約2万票獲得しており、単純計算で差し引きゼロ。同県議は「維新支持者への浸透を急ぎたい」と語る。

中道新人の梶岡氏は立憲民主から立候補した前回、葉梨氏に約2万票差で負けた。公明と立民が合流し、構図は変化。出陣式には推薦を受ける連合茨城の幹部に加え、公明出身で中道の岡本三成共同政調会長がマイクを握り、公明の地方議員も集結して連携を印象付けた。今後の支持拡大の鍵は無党派層。梶岡氏は「中道が信頼を勝ち取れる選挙活動をしていく」と街頭演説を重ねる。

参政新人の斎藤氏も「2万票」が勝敗の鍵と見ている。昨年の参院選茨城選挙区で初当選し、党躍進の一翼を担った桜井祥子氏は、3区内市町村の得票数が約5万3000票だった。陣営幹部は「当選は7万票台だろう。あと2万票の上積みで勝負になる」と見据える。混戦による当選ラインの低下を好機と捉え、街頭演説で地道に公約を訴えて知名度を上げることで、浮動票を取り込む。

「人権政策を一番訴えているのはうちだけ」。れいわ新人の加川氏は、原発廃止など他党との政策の違いを際立たせ、受け皿を目指す。昨年の参院選では党の政策がしっかり浸透していなかったとし「まずはきちんと理解してもらいたい」と丁寧に訴える。街宣はスーパーを中心に行い、高齢者や子育て世代の支持を取り込みたい考え。党の選挙カーを県内外に走らせ比例票も狙う。



茨城の求人情報

https://cpt.geniee.jp/hb/v1/207318/39/instbody.min.js"