《連載:プロ伝授の自宅トレ》(7) 肩インナーマッスルトレーニング
7回目は、水の入ったペットボトルを使用し、肩周囲の筋力を鍛える「肩インナーマッスルトレーニング」。
BCリーグ茨城アストロプラネッツの大屋裕介トレーナーは「立ち膝でバランスを保ちつつ、目的の筋肉がしっかりと刺激されるようにゆっくり動作する」とポイントを説明する。
手順はまず、水の入った500ミリリットルペットボトルを用意。立ち膝の姿勢になり、動作を行う側の手でペットボトルを持つ。体の前や横で肘を90度に曲げ、肩を軸として円を描くように上下に腕を動かす。
効果は肩や肘関節の安定性の向上と障害予防。投球動作では体幹が安定しないと肩や、肘関節への負担が増大する。立ち膝で行うことで、体幹筋力を使い肩周囲の筋肉も鍛えられる。回数の目安は30回。(おわり)