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21日午後3時53分ごろ、鉾田市鳥栖の寺院、無量寿寺(むりょうじゅじ)から出火、木造平屋建て本堂約280平方メートルと木造2階建て家屋約330平方メートル、木造平屋建て署員約130平方メートルを全焼した。鉾田署で出火原因を調べている。

同署によると、家屋にいた片岡順暁住職(60)らが本堂の火災警報に気付き、本堂天井から火が出ているのを発見、119番通報した。

同寺は平安時代の806(大同元)年に建立され、正式名称は光明山無碍光院無量寿寺。浄土真宗の開祖、親鸞ゆかりの寺で、本堂や鐘楼、山門が県指定文化財、絵巻物「紙本著色拾遺古徳伝」が国指定文化財になっている。