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【候補者走る】小林恭子氏 65 共産新

両手を振って声援に応える共産党の小林恭子氏=JR取手駅東口
両手を振って声援に応える共産党の小林恭子氏=JR取手駅東口


共産党新人、小林恭子氏(65)は日焼けした肌をつたう汗を拭いながら、支持者一人一人と握手を交わした。「頑張れ」「応援してるよ」との声に笑顔で応えた。

掲示ボードには「アベ政治を許さない」「政治を変える 市民が変える」。3日午後1時、JR取手駅東口。小池晃書記局長を招いた党の演説会を、大勢の市民たちが見守った。駅周辺は真夏の暑さに包まれたが、それに劣らぬほどの熱気に沸いた。

共産など野党4党を支持する市民団体「県市民連合」のメンバーも応援に駆け付け、元公明党副委員長の二見伸明氏が「最後の最後まで戦い抜いて勝利をわれわれの手に」と援護射撃。小池書記局長も「小林恭子さんを何としても国政に」と繰り返した。

「国民が主人公。皆さんの声を国会に届けたい」。小林氏も目いっぱい声を張り上げた。「そうだ!」などと声援が飛び交い、宣伝カーの上から両手を振り続けた。演説を終えると、一目散に支持者たちの元へと駆け寄った。

街頭演説や支持者回りで連日、県内を走り回る日々。足を痛めるなど疲労も見られるが「全然、大丈夫。これも一つの勲章です」とほほ笑む。

「体が小さいので目立つようにと勧められた」という鮮やかな赤の“勝負服”を身にまとい「ヨレヨレになっても最後まで頑張ります」と残り1週間を駆け抜ける覚悟だ。

「今から地元(龍ケ崎市)に顔を出してきます」。余韻も冷めやらぬ中、足早に駅の改札口へと向かった。

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