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【参院選茨城選挙区 候補者走る】 (届け出順=1) 《連載:2022参院選茨城選挙区 候補者走る》(届け出順=1) 菊池政也氏 37 諸派・新 国益思う「熱意」訴え

支持者と握手を交わす菊池政也氏=2日午後、龍ケ崎市内
支持者と握手を交わす菊池政也氏=2日午後、龍ケ崎市内


参院選は終盤戦を迎える。茨城選挙区の候補者を追う。

「国益を考え、皆さんの幸せを考え、未来につなげる。日本を大切に思う心はどの候補者にも負けない」。異例の猛暑が続く中、諸派新人の菊池政也氏(37)は、半袖ワイシャツ姿で買い物客に向けて声を張り上げた。

選挙戦11日目の2日は、県南地域、首都圏のベッドタウンで街頭演説した。午前10時前、遊説車が茨城県龍ケ崎市光順田の商業施設に到着。国民の幸せや国益についての熱い思いを語った。

「30年間、日本は右肩下がり。給料が上がっていない。政治は本当に正しく行われているのか。私は本気で政治をやっていきたい。未来を託してほしい」

広い商業施設の敷地内に力強い声が響く。演説が終わると、買い物客に駆け寄り、笑顔で握手。高齢の男性から「頑張って」と声をかけられ、「一緒に国を良くしていきましょう」と応えた。午後は取手、守谷の両市を回った。

週末は商業施設前で演説し、訴えは買い物客に的を絞る。平日は住宅街を中心に回る。1日は県西、2日は県南と日ごとに地域を移動し、既に県内を一巡した。各地を細かく巡回することを考え、演説は10分前後にまとめている。

投開票日まで残り1週間。終盤は県央と県南の両地域に注力する。「当選してからが本当の仕事」と先を見据え、通り過ぎる車に太い腕を大きく振った。



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