魅力度 被害最中の発表 知事「遺憾」:茨城新聞

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2019年10月18日(金)
魅力度 被害最中の発表 知事「遺憾」
民間調査 本県7年連続最下位

民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)が17日に発表した2019年の都道府県別の魅力度ランキングで、本県は7年連続の最下位となった。台風19号の被害が発生しているさなかの発表に、大井川和彦知事は「復旧に努力している被災者の気持ちを考えれば、はなはだ遺憾」と批判した。

大井川知事は都道府県別で11位となった日本総合研究所(東京)の幸福度ランキング(18年版)などに触れ、「本県の魅力の実態を十分に反映しているとは考えられない」と指摘。「調査結果が前面に出ることで茨城県のイメージを著しく損なっていることは事実。調査がどのような方法で行われているのか精査し、適切な対応を考えていきたい」とした。

ただ、今年のランキングの点数を見ると、本県は前年から1・4ポイント増の9・4点に上昇。伸び率は17・5%となり、徳島県の24・5%に次いで全体で2番目と高かった。点数は16年が7・7点、17、18年はともに8・0点と近年、増加傾向にある。同社の担当者は「絶対的な評価は伸びている」と解説した。

ブランド総研の田中章雄社長は大井川知事の批判に対し「順位にこだわり過ぎず、大幅に得点が伸びたところを見てほしい」と反論。発表の時期は「ランキングは地域活性化に役立ててもらおうと発表している。データを施策の評価指標として活用している自治体もあり、新年度予算編成のこの時期から延期する理由はない」と説明した。

同社は17年度、本県が多くのメディアで紹介され、県民に県の魅力を考えるきっかけを与えたとして、県から「いばらきイメージアップ大賞」の特別賞を授与された。 (長洲光司)




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