台風19号 那珂川、久慈川 浸水地域、生活再建に時間 停電・断水続く 連休明け通勤通学に影響も:茨城新聞

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2019年10月15日(火)
台風19号 那珂川、久慈川 浸水地域、生活再建に時間 停電・断水続く 連休明け通勤通学に影響も


【写真説明】
浸水地域で行われた排水作業=水戸市下国井町



台風19号による猛烈な雨の影響で甚大な被害が発生した茨城県内では14日、復旧作業に追われた。越水、氾濫した川の水は少しずつ引き始めたが、大規模水害に見舞われた水戸市の飯富町や渡里町などでは広範囲で建物や道路が水に漬かった状態で、ポンプ車による排水作業が続いた。市内は同日午後2時現在、約700軒で停電。関東や東北地方では同日も降雨が予想され、二次被害の警戒が続く。久慈川が氾濫した常陸大宮市では断水が続き、自衛隊に給水支援の災害派遣を要請。各地で生活再建に時間がかかるとみられる。

県災害対策本部によると、同日午後3時現在、常陸大宮市で床上床下浸水が538棟。水戸市でも浸水被害は多数あるが、被害の全容は見通せない状況だ。新たに行方市で軽傷者が出た。これまでの集計で台風による影響で1人が死亡、1人が行方不明、15人が負傷。

鉄道はほぼ平常運転に戻ったが、JR水郡線は橋梁が流失した影響で、常陸大宮駅以北の復旧の見通しが立っていない。水戸市の国道123号をはじめ県内複数の道路で冠水による交通規制が継続。3連休明けの通勤通学の足にも影響が出そうだ。

■水郡線、15日から運転再開 水戸-常陸大宮、上菅谷-常陸太田
JR東日本水戸支社は14日、大子町で橋梁が流失するなどの被害が出ている水郡線について、15日に水戸-常陸大宮間、上菅谷-常陸太田間で始発から運転再開すると発表した。常陸大宮-郡山間は復旧までに大幅な時間を要する、としている。

県内のほかのJR在来線や私鉄は14日午前10時すぎまでにほぼ平常運転に戻った。

■県内公立22校、15日は臨時休校
県教委は14日、台風19号による被害が大きかった県内の公立学校22校を15日に臨時休校にする、と発表した。22校は水戸市の飯富小、飯富中、国田義務教育学校、常陸大宮市立の小中全15校、大子町のだいご小、袋田小、大子中、県立鬼怒商業高。




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