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手作りねぶた設置 本県の四季表現

ねぶたの設置作業に参加した生徒たち=つくば市竹園
ねぶたの設置作業に参加した生徒たち=つくば市竹園


27日開幕する「全国高等学校総合文化祭茨城大会(いばらき総文2014)」を前に、本県の四季を表現した生徒手作りのねぶた4基が24日、総合開会式会場のつくばカピオ(つくば市竹園1丁目)に設置された。

いばらき総文は27日から31日までの5日間、県内17市町村(会場外活動地含む)で開催。美術・工芸や演劇、自然科学など計23部門にわたって、若者の感性を生かした作品展示や全国レベルの技能が披露される。

ねぶた(縦横とも2・4メートル、奥行き50センチ)は、総合開会式の会場装飾を手掛ける広報デザイン委員会と県立笠間高の生徒たちが制作し、同玉造工高も組み木製作で協力した。それぞれのねぶたには、偕楽園の好文亭や袋田の滝、アンコウなど本県の観光名所や特産品が四季ごとに描かれており、生徒たちはねぶたを通して、本県の魅力を来場者にPRしたい考えだ。

冬のデザインや彩色を担当した県立日立一高3年、鈴木唯菜さん(17)は「思った以上に迫力があってびっくり」と出来栄えに満足そうな表情。同高3年、柴田佳奈子さん(17)は「ねぶたを見て、茨城の魅力を知ってほしい」と話した。  (大平賢二)



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