【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (2) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(2)


(名前の前の数字は背番号)
■③ 武田勇哉 一塁手 得点機を逃さぬ強打者
182センチ、87キロの体格を誇る高校通算11本塁打の右のスラッガー。どっしりとした構えから力強いスイングで打点を稼ぐ。
1年秋から4番に座る。秋季大会では地区大会から関東大会準決勝まで全12試合に出場し、2本塁打を含む18安打を放ち、打率は4割超え。チームトップの13打点を挙げ、勝負強さを発揮した。
打撃練習では一発で仕留めることを心がけ、「マシンや投手の1球目にこだわって取り組んできた」。秋季大会では、状況に応じたチームバッティングも光った。「単打でもいいから『つなぐ』という意識が増した」。
憧れの舞台が迫る。「緊張よりもわくわくする」。今年100年の節目を迎える甲子園。ヒーローになる準備は万全だ。
右投げ右打ち。千葉・二宮中出身。2年。
■④ 丸山隼人 二塁手 高打率、好機つくり出す
つながる〝常総打線〟のリードオフマン。「丸山が先頭で出れば得点につながる」と、仲間から頼られる存在だ。
4強入りした関東大会では打率4割6分7厘をマーク。初戦、準々決勝ともに一回先頭で中前打で出塁し、先制のホームを踏んだ。島田直也監督(53)は「丸山が1番打者としてしっかり出てくれたことが大きかった」と活躍をたたえた。
線の細さを克服しようと、冬場は「全国の強い投手に力負けしない体づくり」を掲げ、ウエートトレーニングを強化。打球の強さも増した。
甲子園は「小さい頃からの夢」の舞台。「積極的な打撃と走塁でチームを勢いづける」。夢のダイヤモンドを駆け回り、勝利に導くつもりだ。
174センチ、70キロ。右投げ右打ち。埼玉・原市中出身。2年。
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