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【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (5) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(5)

⑨鈴木駿希 右翼手
⑨鈴木駿希 右翼手
⑩斎藤一磨 投手
⑩斎藤一磨 投手


(名前の前の数字は背番号)
■⑨ 鈴木駿希 右翼手 流れ呼ぶ勝負強い打撃

チャンスメークも、走者を生還させることもお手の物。「陰の1番打者」としてチームの躍進を支えた7番打者だ。

甲子園出場が有力となる関東大会4強入りを懸けた準々決勝の花咲徳栄(埼玉)戦。初回に1点を先制するも二回表に一挙4点を失い、迎えた裏の攻撃。「ここで打てば流れが変わる」と先頭打者で初球を右前にはじき返した。そこから上位につながり4点を奪って逆転。チームに勇気を与える一打となった。

昨秋の公式戦打率は4割超で7打点。下位ながら着実に結果を残した。

父は茨城県常陸太田市出身。小学生時に常総学院の試合を観戦し、「常総じゃなきゃ野球をやらない」と決意した。憧れたユニホームで甲子園に立つ。

171センチ、70キロ。右投げ右打ち。神奈川・生田中出身。2年。

■⑩ 斎藤一磨 投手 威力ある直球とカーブ

スピンの効いた直球とカーブが持ち味。最速は135キロとはいえ、その威力は球速を超えるものがある。

昨秋は7試合に登板。16回2/3を自責点0と好投した。関東大会では準決勝までの3試合全てにリリーフ登板し、強打者たちを抑えた。「メンタル面で成長でき、自信にもなった」と振り返る。

エース小林芯汰については「憧れでもあり、超えなければいけない存在」と言い切る。冬場は「勝負できる球を増やしたい」と新しい球種の習得にも取り組んだ。

桐生第一(群馬)で甲子園に出場した父と高校までソフトボールに励んだ母の影響で始めた野球。「結果を出して今まで支えてくれた両親に恩返ししたい」と意気込む。

182センチ、83キロ。右投げ右打ち。群馬・桂萱中出身。2年。



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