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【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (10)(おわり) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(10)(おわり)

⑲佐藤剛希 捕手
⑲佐藤剛希 捕手
⑳永木豪 内野手
⑳永木豪 内野手


(名前の前の数字は背番号)
■⑲ 佐藤剛希 捕手 広角に強い打球持ち味

1年生ながら昨秋大会で背番号をつけた実力者。広角に強い打球を打てる技術を持つ。

元プロ野球選手の父を持ち、小学1年から野球を始めた。「基本を大切に」という父の言葉を大切に練習に励んできた。中学2年の冬から本格的に始めた捕手。「先輩たちから配球や投手との接し方を学んでいる」。さらに、昨秋からは外野手にも挑戦し「レギュラーになりたい」と飽くなき向上心をのぞかせる。

昨秋の関東大会では準決勝に代打で出場。「打ちたかった」としながらも、しっかり粘って四球を選び後続につなげた。

甲子園に「尽くす」を掲げて挑む。「全力を尽くしチームに尽くす。成長した姿をお世話になった人たちに見せたい」。

176センチ、70キロ。右投げ左打ち。石岡中出身。1年。

■⑳ 永木豪 内野手 野手の特長 瞬時に把握

三塁コーチャー、寮長-。プレーヤー以外でもチームを支える大きな存在だ。

小学生時代、プロ野球・ロッテの鈴木昭汰ら夏の甲子園で8強入りした常総学院ナインが大会後に野球教室に訪れた。「テレビで見るよりも大きく見えた」と憧れた。

何か抜きん出るものを身に付け、ベンチ入りを果たそうと磨いたのは三塁コーチャーとしての技術。動画なども活用し勉強した。シートノックなどで野手の特長を瞬時に捉え、ランナーに的確に指示を伝える。私生活では寮長として選手たちをまとめるリーダーだ。

憧れた選手と同じユニホームで甲子園に立つ。「いろんな形でチームに貢献したい」と意気込む。

165センチ、65キロ。右投げ右打ち。土浦一中出身。2年。



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