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【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (9) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(9)

⑰森田大翔 外野手
⑰森田大翔 外野手
⑱小沢頼人 投手
⑱小沢頼人 投手


(名前の前の数字は背番号)

■⑰森田大翔 外野手 ミート力の高さ持ち味

持ち味はミート力の高い打撃。幼い頃から夢見た舞台を前に「わくわくしている」と胸を躍らせる。

「強いところで自分の力を試し、メンバーに入って甲子園に行きたい」。そう決意し、常総学院を選んだ。メンバー入りするため、打撃を磨こうと、背筋を中心としたトレーニングを強化。昨秋以降、「スイングの強さが増した」。

今月4日から1週間にわたり行われた沖縄合宿では先発で中軸を担う試合もあり、長打を放つなど存在感を示している。

幼い頃はサッカーにも励み、選んだ野球道。「甲子園という舞台に立てて良かった」とうなずく。「チャンスで一本を打ち、チームの勝利に貢献したい」と活躍を誓う。

178センチ、73キロ。右投げ右打ち。東京・赤塚一中出身。2年。

■⑱小沢頼人 投手 下半身鍛え球速アップ

入学後初めて背番号をつかんだ最速143キロの1年生右腕。伸びのある直球と切れ味鋭いスライダーが武器だ。

新チーム発足後に「球の速さを生かそう」と遊撃手から投手に専念。50メートルと30メートルの走り込みを日々10本ずつこなし、スクワットを中心とした下半身の強化を図った。当初138キロだった最速は年明けに5キロアップした。

今年21世紀枠でのセンバツ出場を惜しくも逃した水戸一のエース小川永惺(ひさと)(2年)とは日立ボーイズ時代の先輩後輩の仲。メンバー入りを果たし、激励のメッセージも届いた。地元の応援も背に「憧れの舞台で頑張る」と一層引き締める。

1年生でベンチ入りは2人のみ。「1年生らしく盛り上げたい」

174センチ、70キロ。右投げ右打ち。太田中出身。1年。



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