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【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (8) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(8)

杉山陽大 内野手
杉山陽大 内野手
糸川陽色 内野手
糸川陽色 内野手


(名前の前の数字は背番号)

■⑮ 杉山陽大 内野手 俊足生かした小技光る

「誰よりも練習してきた自信がある」。自他共に認める〝練習の鬼〟だ。

中学時代は花形の3番・遊撃手。しかし、高校入学後は同じ代の選手が1年からメンバーに入る中、ベンチ外を経験し、悔しさを味わった。「とにかく試合に出たかった」と、メンバー入りへの課題と捉えた打撃を磨いた。全体練習が終わった後も自主練習を続け、寮に戻ってからも「納得いくまで終われない」と素振りに徹した。

昨年の秋季大会は6試合に先発出場。途中出場の地区大会準決勝ではサヨナラ打を放った。打席では「場面に応じて何ができるか考える」と俊足を生かした小技も光る。甲子園に向け「泥くさくチームの勝利に貢献するプレーをしたい」と誓う。

173センチ、70キロ。右投げ右打ち。神奈川・橘中出身。2年。

■⑯ 糸川陽色 内野手 守備とバントが持ち味

中学時代に主将を務め、生活態度や練習への取り組み方は選手たちの手本となる存在だ。

持ち味は守備の安定性と小中学時代から鍛えてきたバント。OBでプロ野球・ロッテの鈴木昭汰が活躍した甲子園での試合を見て「甲子園に行くなら常総学院」と志した。実現した夢舞台を前に「守備でもバッティングでも与えられた場面で力を発揮し、チームに貢献したい」と意気込む。

昨秋は代打や守備で途中出場した。中でも印象に残っているのは敗れた関東大会準決勝。代打を任された八回2死一塁で、内野ゴロに倒れ「つなげられなかった悔しさがある」と雪辱に燃える。

座右の銘は「他喜力」。「応援してくれる人のために勝ち進みたい」

175センチ、70キロ。右投げ左打ち。波崎四中出身。2年。



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