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【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (4) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(4)

⑦近藤和真 左翼手
⑦近藤和真 左翼手
⑧池田翔吾 中堅手
⑧池田翔吾 中堅手


(名前の前の数字は背番号)
■⑦ 近藤和真 左翼手 長打力持ち味の実力者

内に秘める闘志は人一倍だ。1年秋から先発メンバーを担う実力者。しかし、昨秋は思うように力を発揮できなかった。「チームの役に立てず、悔しかった」。甲子園でその悔しさを晴らすつもりだ。

持ち味は広角に打ち分ける技術と長打力。昨夏は1番を担い、今は中軸を任されている。全国トップクラスの投手たちに力負けしないようにと、1日5食の「食トレ」に取り組み、体重は秋の大会から5キロ増加。「打球の伸びが良くなった」。

甲子園は幼い頃から憧れた場所。常総学院OBが率いるチームでプレーした経験を持ち、「勝負に対して強い思いがある」。春2度目の全国制覇へ「ここ一番で打てる選手になる」と誓った。

178センチ、78キロ。左投げ左打ち。谷和原中出身。2年。

■⑧ 池田翔吾 中堅手 対応力高くセンス光る

野球センスはピカイチ。臨機応変な打撃と守備範囲の広さを誇り、攻守で存在感を放つ。

1年から上級生に交じってプレー。だが、2年の春と夏はベンチ外。「応援席で悔しかった」

秋に主力として戻り公式戦全12試合に出場。下位ながらチーム2位の16安打、12打点を挙げ、打率は4割超を記録した。

打席では自分の役割を理解し遂行。時には相手の意表を突くセーフティーバントで好機を広げ、粘って四球を選んだり、強いゴロで三走を生還させたりする。守備では、優れた打球予測と判断で外野陣を指揮する。

出場決定時に笑顔はなかった。「目標は日本一」だからだ。「このチームで勝ちたい」。欠かせないピースになる。

173センチ、65キロ。左投げ左打ち。栃木・陽東中出身。2年。



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