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【春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン】 (7) 《連載:春の主役 センバツに挑む常総学院ナイン》(7)

⑬西谷匠人 外野手
⑬西谷匠人 外野手
⑭中村虎汰郎 内野手
⑭中村虎汰郎 内野手


(名前の前の数字は背番号)
■⑬西谷匠人 外野手 狙い球仕留めるセンス

狙い球を一発で仕留める打撃が持ち味。小学生時代に「DeNAベイスターズジュニア」に所属し、当時コーチを務めていた島田直也監督(53)とはその頃からの縁だ。「お世話になった監督の下で勝ちたい」と思いを強くする。

昨秋は代打ほか内野手での出場機会があった。冬場は打撃を強化した。今大会から導入される木製に近い低反発性の「飛ばない金属バット」にも、「軽くなり、飛ばなくなった分、扱いやすくなった」と不安はない。

親戚が関西地域におり、幼い頃から甲子園はなじみがある場所。何度もその場所から生まれるドラマを間近で見てきた。「流れをもたらす一打でチームに貢献したい」。この春の主役を狙う。

171センチ、73キロ。右投げ左打ち。神奈川・あざみ野中出身。2年。

■⑭中村虎汰郎 内野手 けが克服し攻守に磨き

けがを乗り越え、チームに戻ってきた。「皆がつないでくれた甲子園。活躍するチャンスを与えてもらったと思い、頑張りたい」と意気込む。

逆方向への強打が武器だ。新チーム発足直後は中軸を任された。しかし、秋の県大会前に左手を骨折。グラブをはめられない時期も過ごした。下半身を中心としたトレーニングに励み、関東大会に代打で復帰を果たした。

高校入学後に投手から野手に転向。この冬は打撃にさらに磨きをかけ、課題の守備力向上にも取り組んだ。新年の抱負で「雲外蒼天(うんがいそうてん)」と色紙にしたためた。「甲子園に向けて努力してきた。良い結果を出したい」と曇りなき瞳で語った。困難を乗り越え、甲子園で青い空が広がることを願う。

174センチ、74キロ。右投げ右打ち。千葉・習志野四中出身。2年。



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