安定した守りでチームに貢献する遊撃手。現段階では控えの存在だが、丁寧なプレーでアピールを続ける明秀日立の山口銀河内野手。

中止になった昨夏の県北ジュニア大会では背番号「6」を勝ち取った。だが、秋季地区予選以降は、同じ2年生でライバルの平野太智が正遊撃手に定着。「悔しさを胸に、『取り返してやる』という気持ちでと必死に取り組んでいる」と率直な心境を明かす。

持ち味は「守りのスピード感と肩の強さ」。冬は平野と互いに刺激し合いながら、力を高め合ってきた。

甲子園でも虎視眈々(たんたん)と出場機会をうかがう。「いつでも出られる準備をして、出たら元気よくプレーして自分の存在を見てほしい」

168センチ、65キロ。右投げ右打ち。兵庫・姫路東中出身。2年。
(学年は新学年)