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《連載:茨城県議選 激戦ルポ》常陸大宮市 現元2人、1議席争う 保守系同士、論戦を展開

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(定数1、届け出順)
黒部博英 48 無元③
大瀧愛一郎 61 自現①



茨城県議選常陸大宮市区は、現職と元職が立候補を届け出て、定数1を保守系同士が争う一騎打ちの構図となった。

12年ぶりの県政復帰を狙う黒部氏は、同市上町の選挙事務所脇で出陣式。「多くの市民に話を聞く中で、その声や要望を県に届けなければならないと決意した。市発展のため、市民に見える政治をしていく」と述べた。

来賓の応援演説では、父の博二氏の遺志を継ぎ、県議、市議とも3期を務めた経験と実績を強調。「即戦力が必要」と訴えた。第一声後、市内全域を遊説。期間中、水郡線の主要駅などで街頭演説を行う。

大瀧氏は、2020年の補選に市議を辞して出馬し無投票当選。今回が初の選挙戦となる。同市東富町の選挙事務所前で開いた出陣式では「政策と実行力で戦い抜く。安心して暮らせる街づくりを目指して、もう一度仕事を続けさせていただきたい」と訴えた。

実績について陣営は「2年半で3回の一般質問を行うなどした。県議会の中枢となる人材だ」と強調する。この日は市全域に選挙カーを走らせた。週末は旧5町村の中心部で演説する。

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