(定数1、届け出順)
小泉周司　51　無新
遠藤実　56　無現②
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1議席を巡り、現職と新人が一騎打ちを展開する茨城県議選那珂市区。自民は現職不在の空白区であり、元市議を推薦、非自民の現職に挑む。選挙サンデーの4日、両陣営は街頭で支持拡大を訴えた。

自民推薦を受けた小泉氏の出陣式には、今井絵理子参院議員のほか、市議、支援者ら約400人が駆け付けた。「市と県、国が一本につながっていない。パイプ役が必要」と強調。医療福祉の充実や農産業振興、子育て支援を掲げ、「国や県から予算を引っ張る役目を県議として果たしたい」と訴え、自民系候補を強調した。

3期目を目指す遠藤氏は、国民民主系の県議会会派・県民フォーラムでの実績をアピールする。告示日の出陣式には、市議や連合茨城の幹部ら約200人を集めた。新型コロナ感染対策や気候変動対策、交通弱者の支援などを掲げ、「地域の問題を解決し、住みやすい町にするために、仕事をさせてほしい」と力を込めた。