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2017年5月23日(火)
19年に県北芸術祭 第2回、国体と同時期
本年度は“ミニ版”も

昨年秋に県北6市町で開かれた茨城県北芸術祭の次回開催を巡り、県と同市町などは22日、2019年秋に2回目の芸術祭を開くことを正式に決めた。同時期に開かれる茨城国体との相乗効果を狙い、スポーツと芸術両方を楽しめる祭典を目指す。さらに本年度は、アート…
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    昨年秋に県北6市町で開かれた茨城県北芸術祭の次回開催を巡り、県と同市町などは22日、2019年秋に2回目の芸術祭を開くことを正式に決めた。同時期に開かれる茨城国体との相乗効果を狙い、スポーツと芸術両方を楽しめる祭典を目指す。さらに本年度は、アート作品展示やワークショップなどの「ミニ県北」を実施し、芸術祭を契機とした交流の拡大を図る。

    県北芸術祭実行委員会の総会が同日、水戸市内で開かれ、橋本昌知事と6市町の首長などのほか、経済、芸術・文化、観光の関連団体の幹部らが出席。会長の橋本知事は、昨年の芸術祭について「県北に新たな関心を引くことができた。想定以上の来客があり、地域の良さを発信できたという地元の意見もあった。取り組みを続け、さらに発展させたい」などと話した。

    第1回に続き総合ディレクターを務める森美術館(東京)の南條史生館長は「1回で終わっては何も残らない。2回目の方が集客、話題性などの面で難しい。東京五輪の1年前でもあり、文化とスポーツの協働のお手本としていきたい」と意気込みを語った。

    南條氏は、総会終了後の取材に対し、トリエンナーレ方式(3年に1度)で開催される国際美術展などが多く見られることから、「そういう方向になればいい。レガシー(遺産)を引き継ぐには3年以内にやっていきたい」と述べた。

    さらに、東京23区の2・6倍に相当する広大な開催エリアを巡る方法として、前回の周遊バスなどとは別に、カーシェアリングを活用した新たな手法を検討することも示した。

    次回は、茨城国体が全国から注目される機会を狙い、集客促進につなげ、芸術の新たな魅力を発信するとともに、県北地域のさらなる活性化を目指す。具体的なテーマや期間などの事業計画は、今後調整の上で決めていく。

    本年度のミニ版芸術祭は、アート作品展示や交流イベント、ワークショップなどを行い、アートによる地域づくりの機運をさらに高めるとともに、人材育成にもつなげる。実行委は6市町の独自事業について、250万円を上限に費用助成も行う。

    県によると「KENPOKU ART 茨城県北芸術祭」は昨年9月17日〜11月20日の65日開き、22カ国・地域のアーティスト85組が参加し、32会場に延べ約77万6千人が来場した。経済波及効果は約35億3千万円と推計。 (黒崎哲夫)

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