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【第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔】 (1) 第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔(1)

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■7月9日開幕
第104回全国高校野球選手権茨城大会は7月9日、5球場で開幕する。決勝は同26日にノーブルホーム水戸で行われる。甲子園出場を懸け、熱戦を繰り広げる93チーム(96校)を紹介する。

■多賀 多彩な投手そろう
タイプの異なる投手陣がそろい、巧みな継投で相手を翻弄(ほんろう)する。守りから流れをつかみ、しぶとく接戦を制したい。

右上手の会田竣は最速128キロの直球に多彩な変化球を織り交ぜる。五味亮太、本保祐汰の両右腕は制球力が高い。

冬場には振り込みを重ね、打力も向上。中軸を担う本下翔貴主将、斎藤琉人は広角に器用に打ち分ける。門脇光太朗は恵まれた体格を生かしたフルスイングに注目だ。

〈夏の過去最高成績〉8強
〈昨夏〉2回戦
〈昨秋〉県2回戦(初戦)
〈今春〉県2回戦(初戦)

■日立北 走塁意識改革図る
足を絡めた攻撃や、状況に応じた打撃で賢く得点する。一つでも先の塁を狙う走塁意識の改革を図り、チーム最高の8強以上を目指す。

50メートル走6.0秒の来栖焔や、シュアな打撃が持ち味の早坂奏人主将が攻撃の口火を切る。宮本駿太郎の長打力も魅力だ。

投手陣は右横手の野木大和が大黒柱。マウンド経験が豊富で、多彩な球種を低めに集めて打たせて取る。

〈夏の過去最高成績〉16強
〈昨夏〉3回戦
〈昨秋〉地区代表決定戦(初戦)
〈今春〉県2回戦(初戦)

■日立一 破壊力抜群の打線
春の県大会で8強入りした実力校。1985年以来の甲子園出場を目指す。

破壊力抜群の打撃力が持ち味。3番の鈴木翔登は体勢が崩されても打球をフェンスまで運ぶパンチ力がある。4番で捕手の石原瞬輔主将は、攻守にチームをけん引する。

投手陣はエース左腕の酒井大雅を筆頭に、さまざまなタイプがそろう。左サイドスローの広田直士は緩急で打者を翻弄(ほんろう)する。

〈夏の過去最高成績〉甲子園3回戦
〈昨夏〉3回戦
〈昨秋〉県2回戦
〈今春〉県8強

■磯原郷英 機動力で8強狙う
今春は新型コロナウイルスの影響で県大会の出場を辞退したが、地区予選を勝ち抜き、力は十分に兼ね備えている。目指すは8強入りだ。

1年秋からレギュラーの3年生6人がチームを引っ張る。中でもエースの手塚琥珀は最速136キロを誇り、多彩な変化球を操る。

攻撃は走力の高い選手が多く、機動力が持ち味。3番を打つ田中夢翔は勝負強く、広角に打ち分けられる好打者だ。

〈夏の過去最高成績〉2回戦
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉県1回戦
〈今春〉県大会出場辞退

※次回は明秀日立、茨城キリスト、科技日立、日立商



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