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【第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔】 (3) 第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔(3)

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■太田一 機動力でかき回す
茨城県大会出場を逃した春の悔しさを晴らすため、全力で目の前の1勝をつかみにいく。

磨き上げた機動力で相手をかき回す。攻守の要は斎藤壮一郎主将。長打力が魅力の海野晃成や江口速人が得点の鍵を握りそうだ。

エースの庄司暖永は130キロの直球と、切れ味抜群のスライダーで相手を封じ込める。2番手の大津和真は多彩な変化球で打者を惑わせ、凡打の山を築く。

〈夏の過去最高成績〉4強
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉県1回戦
〈今春〉地区代表決定戦

■佐和 初の8強入り挑む
初の8強入りを目標に掲げる。守備からリズムをつくり、最少失点で後半勝負に持ち込みたい。

右横手のエース飯嶋悠祐は緩急を生かした投球が持ち味。入学当初はけがに苦しんだが、エースに成長した。ほかにも制球力のある鈴木晴音ら右腕が豊富だ。

打撃は長打力のある滝田翔吾や広角に打ち分ける高打率の鈴木晴音、好機に強い篠原勇生が引っ張る。小技が得意な古橋歩も攻撃のキーマンだ。

〈夏の過去最高成績〉16強
〈昨夏〉2回戦
〈昨秋〉県2回戦(初戦)
〈今春〉県2回戦(初戦)

■勝田工 粘り強さが持ち味
終盤の粘り強さが持ち味。秋、春と県大会出場を逃した悔しさを胸に一戦必勝で戦う。

継投で試合をつくる。2年生エースの本田悠は、伸びのある直球と変化球のコンビネーションが身上。小川慶悟は切れ味鋭い変化球で打たせて取る。

打線はパンチ力のある不動の4番小川が引っ張る。鴨志田翔太も長打力があり、高橋徹次は俊足で相手をかき回す。長谷川響はチャンスに強い。

〈夏の過去最高成績〉4回戦
〈昨夏〉2回戦
〈昨秋〉地区1回戦
〈今春〉地区代表決定戦

■勝田 16強以上を目指す
下克上をキャッチフレーズに掲げ、16強以上を目指す。昨夏と今春敗れた茨城キリストへのリベンジにも燃えている。

エースで4番の根本圭翔がチームの大黒柱。遊撃手の宇留鷲青空は内野の要で、出塁率が高いリードオフマンだ。精神的支柱の佐藤裕真主将がチームを束ねる。

投げては根本が力強い直球で相手打者をねじ伏せる。横山滉は制球力があり、変化球が巧みだ。

〈夏の過去最高成績〉8強
〈昨夏〉2回戦
〈昨秋〉地区代表決定戦
〈今春〉地区代表決定戦(初戦)

※次回は東海、海洋、高萩清松、日立工



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