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【第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔】 (6) 第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔(6)

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■常磐大高 機動力で初V狙う
俊足ぞろいで機動力を生かした攻撃が持ち味。悲願の初優勝を目指す。

50メートル走5.9秒の木村俊喜、6.0秒の鈴木康修らを中心に走塁から得点を稼ぎたい。チーム打点王の大和健介、広角に長打が打てる市村洸宜に期待がかかる。

エース田中元弥は最速143キロの本格派右腕。冬場に投球フォームを改善し、球速がアップした。山口竜生、仲田瞬の2年生右腕も試合をつくれる頼もしい存在だ。

〈夏の過去最高成績〉準優勝
〈昨夏〉4回戦
〈昨秋〉県3回戦
〈今春〉8強

■水戸農 1年生軸の攻撃陣
安定した投手陣と1年生を軸とした攻撃陣で8強以上を目指す。

エース左腕の所優作は最速140キロ近い切れのある直球が持ち味だ。中継ぎの小沼来珠は変則フォームで打者を翻弄(ほんろう)し、打たせて取る。

中学時代にオール茨城で4番を務めた1年の軍司隼斗は高打率を誇り、打撃を引っ張る。大橋一煌主将は勝負強く、打点を量産する。

〈夏の過去最高成績〉準優勝
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉地区代表決定戦(初戦)
〈今春〉地区代表決定戦(初戦)

■水戸一 目標大きく甲子園
昨夏は40年ぶりに8強入りした。新チームでは秋、春は結果は出ていないが、目標を甲子園と大きく掲げ、夏に悔しさをぶつける。

昨夏を経験している中山晃靖主将が精神的支柱で、勝負強い打撃で引っ張る。高村泰彰はミート力に優れ、中村颯一郎は長打力がある。

エースナンバーを背負う野口喜生は切れ味鋭いスライダーが持ち味。高校から投手を始めた関琢未の投球にも注目だ。

〈夏の過去最高成績〉甲子園2回戦(初戦)
〈昨夏〉8強
〈昨秋〉県2回戦(初戦)
〈今春〉地区1回戦

■太田西山 16強以上を目指す
秋春と県大会に出場できなかった悔しさを晴らそうと、精神面を強化してきた。チーム一丸となり16強以上を目指す。

エースの中島悠斗がチームの大黒柱。多彩な変化球を投げ分け、試合をつくる能力が高い。小川瞬は高身長から投げ込まれる直球が持ち味だ。

二塁手の石村大治郎主将が内野の要。川西夢翔は状況に応じた柔軟な打撃が持ち味で、小川は長打力がある。

〈夏の過去最高成績〉2回戦
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉地区1回戦
〈今春〉地区代表決定戦(初戦)

※次回は水戸葵陵、水城、鉾田一、鹿島学園、波崎柳川、玉造工、水戸工、緑岡



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