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【第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔】 (20) 第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔(20)

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■結城一 3年ぶり夏1勝へ

4人の部員に〝助っ人〟が加わり、単独出場がかなった。3年ぶりの夏1勝を目指す。

1年生ながら主将を任される小林永遠は攻守の要。守備では遊撃で確実に打球をさばき、打っては勝負強さを発揮する。加藤雅也は打撃センスが光り、神戸克也は俊足を生かして走塁や小技で貢献する。

野村大樹はエースの自覚が芽生えている。小林、加藤との継投でどこまで踏ん張れるか。

〈夏の過去最高成績〉4強
〈昨夏〉不参加
〈昨秋〉不参加
〈今春〉不参加

■境 機動力生かす攻撃

機動力を生かした攻撃が持ち味だ。先制点を奪い逃げ切る展開を理想とし、8強以上を目指す。

長打力を誇る生沼輝星は走力もあり、相手守備をかき回す。小技が得意な坂入悠我はチャンスメーカー、器用さとパンチ力を備えた稲葉怜が得点源となる。

エース右腕の高橋大成はスタミナがあり、切れのある直球が持ち味だ。右の横瀬侑作は多彩な変化球を駆使し、相手打者を惑わす。

〈夏の過去最高成績〉8強
〈昨夏〉2回戦
〈昨秋〉県2回戦(初戦)
〈今春〉県3回戦

■鬼怒商 1勝こだわり全力

1年生が11人入部し、活気づいた。全力プレーで、目の前の1勝にこだわる。

エースで4番の柴田竜輝が大黒柱。身長183センチから投げ下ろす直球とスライダーは威力十分。打っては常にセンター返しの意識で、好機にも強い。

扇の要は1年の沼尻奏人。堂々と投手陣をリードする。鋭く左中間を抜く打撃力も光る。上位打線の出塁が得点の鍵か。

〈夏の過去最高成績〉4強
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉地区1回戦=岩瀬・真壁と合同
〈今春〉地区1回戦

■三和 初戦突破を目指す

先行逃げ切りの展開を理想とする。部員は少ないが、「凡事徹底」をモットーに初戦突破を目指す。

チームを引っ張るのは俊足巧打の西島悠太主将。小野里桂は好機に強く、思い切りの良い打撃が持ち味だ。

エース左腕の脇田廉永はどんなピンチにも動じない冷静さがある。石塚翔汰は持ち味の緩急で打たせて取る。

〈夏の過去最高成績〉4回戦
〈昨夏〉2回戦(初戦)
〈昨秋〉地区代表決定戦(初戦)=石下紫峰・古河二と合同
〈今春〉地区1回戦=同

※次回はつくば工科、水海道二、岩瀬

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