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【第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔】 (18) 第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔(18)

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■岩瀬日大 守り勝つ野球身上

「繋」が合言葉。豊富な投手陣による継投で、守り勝つ野球が身上だ。

速球派サウスポーの大山祐汰は球の切れが抜群。2番手以降も計算できる投手がそろい、中山新太は空振り三振を量産する最速137キロ右腕。

先取点を奪って有利に試合を進めたい攻撃陣は、先頭打者として状況判断に優れた望月祥と、好機で勝負強さを発揮する小林恵大の2年生コンビが鍵を握る。

〈夏の過去最高成績〉4回戦
〈昨夏〉4回戦
〈昨秋〉県2回戦
(初戦)
〈今春〉県3回戦

■下館工 8強以上を目指す

エースで4番の関貴樹を中心に、投打で流れをつかみ、全員野球で8強以上を目指す。

投手陣は、伸びのある直球と変化球が持ち味の関が緩急巧みに打者を打ち取る。右腕の渡辺匠真は力強い直球が魅力だ。

打撃陣を引っ張るのは、リストが強くパンチ力のある山中駿と、広角に長打を打ち分ける佐々木優真。外野の要は、中堅手・杉山翼主将が担い、ガッツあるプレーでチームを鼓舞する。

〈夏の過去最高成績〉8強
〈昨夏〉2回戦
〈昨秋〉県2回戦(初戦)
〈今春〉県1回戦

■古河三 強いチームワーク

学年に関係なく仲がよく、宮城博幸主将を中心にチームワークが強い。初回から持ち味の積極的な走塁を仕掛け、流れをつかみたい。

茂呂優貴は粘り強い打撃で出塁し、走塁で相手をかき乱す。岡田蒼太は長打力が光るパワーヒッター。吉田大陸はここぞの場面で力を発揮する。

金谷太陽、小堀仁希の両右腕は丁寧な投球が持ち味。打たせて取れるかが勝負の鍵を握る。

〈夏の過去最高成績〉4回戦
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉地区代表決定戦(初戦)
〈今春〉代表決定戦

■坂東清風 創部初、夏勝利狙う

1期生として入学した部員の最後の夏。持ち味の力強い打撃を発揮して、チーム一丸、創部初の夏1勝を目指す。

打線は、バックスクリーンまで飛ばす長打力を備える小林翔や、対応力のある渡辺颯汰ら強打者がそろう。

エースの佐藤悠翔は、回転数の多い直球とブレーキが利いたカーブを投げ分ける。

〈夏の過去最高成績〉1回戦
〈昨夏〉1回戦=岩井と合同
〈昨秋〉地区代表決定戦(初戦)=同
〈今春〉地区代表決定戦(初戦)

※次回は下妻二、八千代、つくば秀英、水海道一、守谷、古河二

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