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【第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔】 (8) 第104回全国高校野球選手権 茨城大会 出場校の横顔(8)

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■茨城 投手陣が鍵を握る
昨年からのレギュラーが多く、試合経験は豊富だ。勝ち上がりの鍵を握るのは投手陣。粘り強く接戦をものにし、8強以上を目指す。

エースナンバーを付ける堀江遼樹は、昨夏の1回戦で17奪三振を記録した。緩急巧みな投球で打者を手玉に取る。

今春は水戸商に1点差で競り負け、好機で点を取り切るための力を磨いてきた。主軸を担う吉野雅人、川又弘聖の勝負強い打撃にも注目だ。

〈夏の過去最高成績〉北関東大会4強
〈昨夏〉3回戦
〈昨秋〉地区代表決定戦
〈今春〉地区代表決定戦

■鉾田二 守りからリズムを
左右2人の投手を中心に守りからリズムをつくり、少ない好機をものにして勝ち切るのが理想の展開。目標は過去最高となる16強以上だ。

エース横瀬真之介は最速136キロの直球を軸に力強い投球が光る。左腕の沼里拓実は直球と変化球をうまく投げ分ける。

打線はパンチ力抜群の遠峰栞太が引っ張る。俊足の郡司雅斗は小技が効く。

〈夏の過去最高成績〉3回戦
〈昨夏〉2回戦(初戦)
〈昨秋〉地区代表決定戦(初戦)
〈今春〉地区代表決定戦(初戦)

■清真学園 2年ぶり夏1勝へ
秋と春は合同チーム。野球経験のある3年生が加わり、単独で2年ぶりの夏の1勝を目指す。

投打の軸は川口翔平・颯大兄弟。エースの弟颯大は最速135キロの切れのある直球が持ち味。兄翔平は遊撃手から捕手に転向し、あうんの呼吸を見せる。打っては俊足巧打の1番打者でチームを引っ張る。外野の要は陸上部を兼ねる武衛真生で守備範囲が広い。

〈夏の過去最高成績〉4回戦
〈昨夏〉1回戦
〈昨秋〉地区1回戦=茨城東、笠間、神栖と合同
〈今春〉地区代表決定戦(初戦)=同

■神栖・潮来・茨城東 初戦突破を目指す
今夏から連合を組む。潮来は秋春と大会に出場できなかった悔しさをぶつける。目指すは初戦突破だ。

失点をどこまで抑えられるかが勝敗の鍵を握る。飛田直都は粘り強い投球が持ち味。渡辺陸人は切れのある直球を軸に、コーナーを突く丁寧さがある。

攻撃はパンチ力のある新井大樹と大槻大悟が引っ張る。久米龍之介は積極的な走塁が持ち味で、大川晄生は勝負強い。

〈夏の過去最高成績〉
神栖=3回戦
潮来=8強
茨城東=甲子園2回戦(初戦)

※次回は笠間、水戸商、水戸桜ノ牧、水戸啓明

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