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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》水戸市・城里町 11人乱立で激戦に

茨城県議選水戸市・城里町区に立候補予定の川津隆氏、舘静馬氏、玉造順一氏、武藤優子氏、高崎進氏、江尻加那氏、荒井哲也氏、大関修右氏、木本信太郎氏、郡司真人氏、小泉康二氏(写真上左から)
茨城県議選水戸市・城里町区に立候補予定の川津隆氏、舘静馬氏、玉造順一氏、武藤優子氏、高崎進氏、江尻加那氏、荒井哲也氏、大関修右氏、木本信太郎氏、郡司真人氏、小泉康二氏(写真上左から)


茨城県議選は12月2日告示、11日投開票される。立候補を表明した各陣営や政党では動きが活発化。統一地方選の前哨戦としても注目される。全32選挙区の立候補予定者の顔触れと情勢を探る。

■水戸市・城里町(定数6)
川津隆 71 自現⑥
舘静馬 55 自現④
玉造順一 51 立現①
武藤優子 58 維新
高崎進 61 公現④
江尻加那 49 共現②
荒井哲也 34 無新
大関修右 70 無新
木本信太郎 45 無新
郡司真人 42 無新
小泉康二 40 無新



定数6に過去最多の11人が名乗りを挙げ、激戦は必至となっている。自民、立憲民主、公明、共産の現職5人に新人6人が挑む。過去3回連続トップ当選の自民・加藤明良氏が参院議員に転出したのを受け、自民系の無所属新人3人が相次ぎ出馬を表明した。前回選挙で加藤氏が獲得した約1万7千票の行方が焦点の一つ。初の議席を狙う維新が加わり、保守票の争奪戦に拍車がかかる。

自民の川津氏は7期目を目指す。地区後援会を軸に支持固めを図る。議長経験など実績を強調し、暮らしに直結した「生活政治」を柱に、子育て支援や産業の集積などを訴える。

5選を目指す自民の舘氏は、地盤の市西部から支持拡大を狙う。犬猫殺処分ゼロなど政策実現力をアピール。コロナ後の観光政策、つくばエクスプレス(TX)の常磐線乗り入れを掲げる。

立民の玉造氏は再選に向け、本町など下市地区を中心に草の根活動を展開。連合茨城の推薦を受け、非自民の支持拡大を目指す。医療福祉の充実、東海第2原発の再稼働反対を訴える。

維新の武藤氏は昨年の衆院選に続いての挑戦。今夏の参院選比例票で県内「野党第1党」となった党勢を背景に、初の議席を狙う。出産や高校までの教育費の無償化を掲げる。

5期目を狙う公明の高崎氏は党の支持母体、創価学会の組織力にも支えられ、前回は加藤氏に次ぐ1万6千票を獲得。医療福祉の充実や防災・減災対策などを掲げ、支持固めを図る。

共産の江尻氏は3選を目指し、物価高騰対策、東海第2原発の再稼働反対を掲げる。県都の議席を守るとともに、統一地方選の前哨戦として政権批判票の取り込みにつなげる。

運送業代表の荒井氏は今月に入り、出馬表明した。取り組みたい政策に観光客の誘致や地域活性化などを挙げる。若さを前面に「茨城のために役立ちたい」とする。

大関氏は旧内原町議で、1994年の県議選で東茨城郡南部選挙区から出馬して以来の挑戦。有事に備えた地下シェルター建設やTX水戸駅延伸などを公約に掲げる。

前市議の木本氏は10年の県議選で次点となり、雪辱を期す。市議選では全4回トップ当選。「県央地域の連携中枢都市圏をサポートしたい」と訴え、票の掘り起こしを図る。

郡司氏は自民の前参院議員、岡田広氏の秘書を約20年務めた。岡田氏や父の田口文明水戸市議らの支援を受ける。元吉田町を中心につじ立ちなどを重ね、浸透を目指す。

小泉氏は市議3期や国会議員秘書の経験をはじめ、大井川和彦知事らとのつながりを生かし、無党派層にも支持の拡大を図る。災害に強いまちづくりなどを訴える。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数



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