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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》潮来市・行方市 現職と前市長の戦い

鈴木義浩氏、松田千春氏(左から)
鈴木義浩氏、松田千春氏(左から)


■潮来市・行方市(定数1)
鈴木義浩 59 自現①
松田千春 66 無新

再選を目指す自民の鈴木氏と前潮来市長の松田氏の一騎打ちとなる見通し。両氏は、地元選出の藤島正孝氏の死去に伴う昨年12月の県議補選でも、別の候補を交え三つどもえで戦った。

鈴木氏は、藤島氏の後継として、潮来、行方の両市長や多くの市議から手厚いバックアップを受ける。公約として、医療体制の充実やインフラ整備の推進、過疎化・人口減少対策、農業振興などを主張。地元の玉造地区を固めるほか、選挙区全域を巡り、浸透を図っている。

松田氏は、潮来市長を2期、額賀福志郎衆院議員の秘書を25年務めるなど地元での知名度を生かし、支持拡大を狙う。行政経験と実績を前面に、広域連携によるまちづくり、地域医療体制の充実、地場産業の振興を掲げる。潮来市で足元を固めるほか、行方市麻生地区などにも食い込む。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数。



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