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《連載:’22年茨城県議選 選挙区情勢》土浦市 現職のみ、無投票か

茨城県議選土浦市区で立候補予定の伊沢勝徳氏、高橋直子氏、八島功男氏(写真左から)
茨城県議選土浦市区で立候補予定の伊沢勝徳氏、高橋直子氏、八島功男氏(写真左から)


■土浦市(定数3)
伊沢勝徳 51 自現⑤
高橋直子 38 自現①
八島功男 65 公現③

現職3人のほかに立候補の動きはない。前回は自民、公明の「指定席」に新人が挑戦したが、今回は無投票となる見込み。

自民の伊沢氏は、現職議長として、多忙な公務の合間を縫って支持者の職域や地域のミニ集会に出席している。中学校区ごとに張り巡らされた後援会を軸に、約200に上る各種団体の推薦を取り付ける模様で、5期の実績を強調して足場を固める。

昨年9月の県議補選で初当選した自民の高橋氏は、いばらき自民唯一の女性県議として、医療福祉関係の支持者を回るなど、活動状況を小まめに報告する。7日に事務所を開設。出身母体の歯科医師会や医師会など80~90団体の推薦を得て浸透を図る。

公明の八島氏は、支持母体・創価学会の堅固な組織票に支えられる。2日には山口那津男党代表を招き、千人を超える決起集会を開くなど、支持固めを図る。市議から国会議員まで政策実現に強い「ネットワーク政党」を訴え、票の上積みをうかがう。

立候補予定者の名簿は敬称略。衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は掲載日現在。丸数字は当選回数。



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